東京のホームページ制作会社が解説。「売れるページを制作します」のウソ

「売れるホームページを制作します!」

ホームページ制作会社の案内で、こんな言葉を目にすることはありませんか?

確かに魅力的なフレーズです。ただ、ホームページを制作する立場として、私はこう断言します。

ほとんどはウソです。仮に、ウソとまでいかずとも、けっこう話を盛っています。

なぜそう言い切れるのか?

今回の記事で説明していきます。

あなたがホームページ制作会社を選ぶ、参考になればうれしいです。

ホームページで売れるとは、どういうことか?

そもそも、「売れる」とはどういうことでしょうか?

少なくとも商品やサービスに、十分な申込が入ることではないでしょうか。

ただ、どんなすごいホームページを作ったとしても、 そもそもニーズがない商品は売れません 。

たとえば、真冬にかき氷を販売する店が、繁盛するでしょうか?

日本中を探せばあるかもしれません。けど、一般的ではないですよね?

ホームページ以前に、 商品やサービス自体にニーズがあるかどうか。

これは大きなポイントなのです。

ホームページで売れる要素とは?

他にも、ホームページには以下のような要素があるほど、売れやすくなります。

  • 信頼関係があるかどうか: 同じ商品でも、有名芸能人が紹介するのと、無名の人が紹介するのとでは、売れ行きが大きく変わりますよね。これは、芸能人のファンの信頼が高いからです。ホームページも同じで、作っただけで信頼ができるわけではありません。商品やブランドに対する信頼がなければ、なかなか商品は売れません。
  • 知ってもらう活動をしてるかどうか: ホームページは制作の直後は、無人島と同じです。存在を知らない商品は買うことができませんから、当然、アクセスしてもらわないといけません。検索対策だけでなく、近年だと、SNSがあり、そこからホームページにアクセスを流す必要があります。
  • 継続的な改善: ホームページは作って終わりではありません。本来は、改善し続けることが必要です。「売れるホームページ」は、たしかにあります。それは、アクセス状況やお客様の反応を見ながら、常に改良を重ねていくことで生まれます。ホームページは、優秀な営業マンに例えられることがあります。しかし、新人営業マンを放っておいても育ちませんよね。売れるホームページを作るなら、育て、成長させるところまで持っていかないといけないのです。

制作会社ができること、できないこと

これまで述べたように、単にホームページを作ったから爆発的に売れるというのはありません。

作った後も寄り添ってくれる制作会社ならいいですが、ほとんどは違うのではないでしょうか。

ホームページ制作会社は、 大前提として「サポート役」 です。

貢献できるのは、ホームページのデザインであったり、セールスにおける「伝え方」の工夫です。

同じ商品を売るにしても、伝える順番や方法によって、相手の心に響く度合いは大きく変わります。

たとえば、以下のようにです。

  • メリットを先に伝えるか、デメリットを先に伝えるか
  • 価格をいつ提案するか
  • どんな言葉で商品の魅力を表現するか
  • お客様の声を載せるかどうか
  • 申込みしやすいページ構成になっているか

など、ストーリーを組み立て、申込みに導くことに力を発揮できます。

とはいえ、商品を売る主役は、起業家さんや企業そのものです。

その方たちの行動が足りない。ニーズのないサービスを売ろうとしている。

そういった場合、どんなホームページでも思ったような成果は出にくくなるでしょう。

まとめ

売れるホームページを制作するには、様々なポイントが関係します。

ニーズがあるジャンルかどうか。お客様との信頼ができているかどうか。制作後も育て続けているかなど。

ホームページを制作しただけで、飛ぶように売れる奇跡は起きません^^;

「売れるホームページを制作します」という甘い言葉に惑わされず、本質を見極めることが大切です。

とはいえ、しっかりニーズがあれば、伝え方の工夫で売れやすくなるのは確かです。

私自身は、ホームページを制作する時には、文の構成。写真の価格の伝え方などアドバイスしています。

ホームページに関するお悩みは、ご相談ください。

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