インターネットの普及に伴い、企業や個人がホームページを持つことはもはや必須と言える時代になりました。
しかし、ホームページ制作には費用がかかるのも事実ですよね。そんな中、
「できるだけ安くホームページを作りたい」
というニーズがあるのはまぎれもない事実です。
そこに応えるように、格安のHP制作会社も数多く登場しています。
これらのサービスは確かに魅力的です。
しかし、注意すべき点も存在します。
今回は、東京でHP制作をするものとして、格安HP制作サービスを選ぶ際のメリット・デメリット。
その他注意点などを解説してみたいと思います。
格安HP制作サービスとは？
定義と種類
格安HP制作サービスとは、一般的なホームページ制作会社よりも、低価格でホームページを作成してくれるサービスです。
具体的には、以下のようなサービスがあります。
- テンプレート型：
あらかじめ用意されたテンプレートに、テキストや画像を当てはめていく方式。 - パッケージ型：
ページ数や機能があらかじめ決められた、パッケージプランから選択してもらう方式。 - カスタマイズ型：
ある程度自由に、デザインや機能をカスタマイズできる方式。
格安HP制作サービスの価格帯
実際にかかる費用はどれくらいになるでしょうか。
本当に安いものだと、１万円未満でスタートしています。
格安というだけあって、高くても数万円ほどになります。
ただし、その後の維持費がかかる場合が多いです。
つまり、格安といっても、それなりの裏はあるわけですね（笑）
維持費については、数百円から数千円くらいまで幅があるようです。
メリットとデメリット
格安HP制作サービスのメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- 低価格でホームページを作成できる：
最も大きなメリットは、やはり価格の安さです。
高額だと、百万円以上のものもあります。それに比べれば、圧倒的に安く済みます。 - 短納期で制作できる：
テンプレート型やパッケージ型の場合、決められた形に作っていきます。そのため、短期間でホームページを完成させることができます。 - 手軽にホームページを作成できる：
これは格安のHP制作会社に限りませんが、専門知識がなくても、ホームページを作成することができます。
デメリット
- デザインや機能が制限される：
テンプレート型やパッケージ型の場合、デザインや機能が制限されることがあります。 - SEO対策が不十分な場合がある：
格安HP制作サービスの中には、SEO対策が不十分な場合があります。 - サポート体制が充実していない場合がある：
格安HP制作サービスの中には、コストをかけない分、その後の修正やサポートが充実していない場合があります。 - 独自ドメインが使えない場合がある：
格安HP制作サービスの中には、決まったドメインが割り当てられて、独自ドメインが使えない場合があります。 - トラブルが起きやすい：
安かろう悪かろうで、後述するようなトラブルになりやすいです。
格安HP制作サービスでよくあるトラブル
実際のトラブル事例
格安HP制作サービスでよくあるトラブルは以下の通りです。
- 完成したホームページがイメージと違う：
事前の打ち合わせが不十分だったために、完成したホームページがイメージと違うというトラブルが起こることがあります。 - 納期が遅れる：
制作会社の都合で納期が遅れることがあります。 - 追加料金が発生する：
要望を伝えたり、修正を繰り返すうちに、当初の見積もりに含まれていなかった費用が、後から追加で請求されることがあります。 - サポートが不十分：
ホームページ公開後にトラブルが発生した場合、サポートが不十分で対応してもらえないことがあります。
トラブルに巻き込まれないための対策
格安HP制作サービスでトラブルに巻き込まれないためには、以下の点に注意することが大切です。
- 自分の目的の沿っているか確認する：
価格やサービス内容が、自分の目的にあっているか確認しておきましょう。
単なる安さだけで選ぶと、痛い目を見やすくなります。 - 契約内容をしっかり確認する：
契約内容をしっかり確認し、不明な点があれば質問するようにしましょう。 - 追加料金の可能性：
追加料金が発生する可能性がある場合は、事前に確認しておきましょう。 - 過去の制作事例の確認：
過去の制作事例が見れるなら、遠慮せず見せてもらいましょう。 - 制作会社の評判を調べる：
インターネットで制作会社の評判を調べたり、実際に利用した人の口コミを参考にしたりしましょう。全てを鵜呑みにする必要はないですが、悪い評判が多ければ注意も必要です。
これだけは抑えておきたいこと
ここまでで、色々と述べてきました。
しかし、格安のHP制作会社を利用するなら、これだけは覚えておきたいというものがあります。
それは、ある程度の不満が出るのは覚悟することです。
元も子もない話ですが、安いからにはそれなりの理由があります。
高ければいいというわけでもないです。
しかし、「品質がとても高いけど価格は安い」、というのは本来は相反するものです。
安いほど、ホームページの質も低くなる傾向があります。
それを分かった上で、目的に沿っているなら利用するのは、ありじゃないかと思います。
私自身も、東京でHP制作を行っています。安さとは、違った価値をお届けしています。
つまり、格安タイプのHP制作は受けておりません＾＾；
